三軒茶屋に鳥料理専門店「鴨すき家 鳥名子(とりなご)」(世田谷区三軒茶屋2、TEL 03-5431-5675)がオープンして2カ月がたった。オープン日は2月22日。席数は50席。
京都・福知山で焼き鳥店として40年前に創業した同店。もともとは裏メニューだったという「鴨すき」を看板メニューに据える。「鴨すき」(3,500円)は、昆布ダシのスープに、京鴨と白ネギだけのシンプルな鍋料理で、沸騰したスープに鴨団子を入れ、鴨肉は15秒、ネギは5秒ダシにくぐらせて食べる。
「鴨肉は、ほかの肉と比べて脂が溶ける温度が低いので、胃がもたれない。京鴨とネギのうまみがダイレクトに味わえる自慢のオリジナルメニュー」と料理長の谷垣慎二さん。テークアウトにも対応する。
ランチメニューは、厳選した国産鶏を使っているという「名物からあげ定食」「からあげプレート」「油淋鶏(ユーリンチー)定食」(以上、1,000円)など。ディナーメニューは「鴨の炙り造り(極み)」(1,296円)、「30年以上作り続けている珍味」というササミの干物「とぼし」(648円)などのほか、京都の「丹波ワイン」(ボトル=4320円~)もそろえる。
谷垣さんは「鴨すきには白の丹波ワインがおすすめ。来店をきっかけに、鴨のおいしさに気づいていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、11時30分~14時30分、18時~24時(日曜は23時まで)。