三軒茶屋にエビ・カニ料理専門居酒屋「DobuRoku（ドブロク）」（世田谷区太子堂4、TEL 03-6453-1984）がオープンして3カ月がたった。

店内の様子

　席数は20席。北海道の羅臼や羽幌から仕入れた、産地直送のエビとカニを使った料理をメーンに提供する同店。カニはズワイガニや毛ガニ、エビは「ゴジラエビ」「オニエビ」と呼ばれる「イバラモエビ」「ガサエビ」など、「現地で消費されるため流通しづらい」という珍しいエビを仕入れているという。

「エビやカニは肉と並んで人気の高い食材。肉は焼き肉店や肉バルがあるが、エビやカニに特化した店は少ないと思った」と話す店主の原見浩史さん。18歳で上京して最初に住んだ街が三軒茶屋だったといい、13年間飲食業界に務めた後、独立した。

　フードメニューは、数量限定という「毛ガニの甲羅詰め」（1,400円）、約15センチの「特大ボタンエビの刺し身」、「エビのブラックペッパー炒め たっぷりパクチーのせ」（以上、1,200円）「DobuRoku名物エビ丼」（900円）などエビ・カニ料理のほか、大分県から仕入れた無農薬野菜を使った「有機野菜のバーニャカウダー」（800円）、「エビとグリルとアボカドのオーガニックサラダ」（1,000円）などをそろえる。エビ・カニは産地直送のため大きさによって価格が変動する。ドリンクは、各種アルコールのほか、日本各地の日本酒を半合500円均一でワイングラスに注いで提供する。

「珍しいエビを浜から直送することで破格で提供している。エビ、カニに合うお酒を楽しみながらご賞味いただければ」と原見さん。

　営業時間は15時～24時。日曜定休。