三軒茶屋に9月8日、ハムやソーセージなどを取り扱う「シャルキュトリー・ボヌール」（世田谷区太子堂、TEL03-6453-1827）がオープンした。運営はリトルハピネス（世田谷区）。

奥で調理し、店頭ですぐに販売する

　同店は、三軒茶屋など東京と神奈川に6店舗を構える人気のパン店「ブーランジェリー・ボヌール」の姉妹店。添加物を最小限に抑えた手作りのハムやソーセージなどを提供する。

　リトルハピネス代表の箕輪喜彦さんは「シャルキュトリー・ボヌール」をオープンした理由を「パンを作る中で、ハムなどはほかのところから取り寄せていた。その中で自分たちが作り、安心安全な商品を提供したかった」と話す。

　豚肉は茨城県産の「あじわいポーク」を使用。さまざまな国産豚で試作品を作り、たどり着いたのがこの豚だという。

　商品はすべて店舗で製造。12日間熟成させた肉を桜チップで薫製にした「ロースハム」（680円）、スパイシーな「粗挽きウインナー」（375円）、しっとりと焼き上げた「ローストポーク」（560円、以上100グラム）などを用意。手作りの総菜、コロッケ、メンチカツ、サラダなども提供する。そのほか、ハムに合うパンやオリーブオイル、マスタード、ワインビネガーもそろえている。

　箕輪さんは「フランスの食卓では、ワインとそれに合うハムやソーセージ、そしてパンがあればごちそうになる。そんなフランス文化を伝えていきたい」と話す。

　営業時間は10時～22時。水曜定休。