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和紙を「未来の服」に 三軒茶屋でファッションデザイナー浜井弘治さん企画展

和紙の展覧会「WASHINOITO」イメージ画像

和紙の展覧会「WASHINOITO」イメージ画像

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 三軒茶屋・キャロットタワー(世田谷区太子堂4)3階の生活工房ギャラリー(TEL 03-5432-1543)で12月26日から、和紙の企画展「WASHINOITO-未来を着る、浜井弘治の和紙のプロダクト展」が開催される。

アートスペースに展示される和紙製品

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「和紙を着ることは未来を着ること。」をテーマに行われる同展。和紙を「最先端素材」と位置付け、和紙糸や和紙製品の未来を探る。

 かつて、日本家屋に欠かせない素材だった和紙は、高温多湿の夏は水分を吸収し、乾燥する冬には水分を放出する性質がある。その長所を生かして現在、洋服生地に応用する研究が進んでいるという。

 温暖化の影響で、2100年には年間平均気温が現在より2~3度上昇すると予測される日本。広島県福山市の工場が開発した和紙糸は、木綿の10倍の吸水性と3分の1の軽さで、「未来の服」の素材となる可能性があり、同展ではその多彩な製品が展示される。

 会場では、ファッションデザイナーの浜井弘治さんと交流のある漫画家の内田春菊さんがイラストレーションを交えてわかりやすく説明する。

 開催時間は9時~20時。入場無料。来年1月24日まで。

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