三軒茶屋のインテリアショップ「丸彦家具」(世田谷区太子堂1、TEL 03-3424-1255)で2月20日から、「アートギャッベ200枚展」が開催される。
今回で13回目を迎える同展。「アートギャッベ」は、中東イランの遊牧民によって作られる手織りじゅうたんで、羊毛で紡いだ糸を草木染にし、丁寧に織り上げられる。さまざまな職人の手を経て、数カ月かけて仕上がるじゅうたんは全て「一点物」。表面に施された文様は、家族の幸せや健康、愛情などを表しているという。
同展では、厳選された200枚のアートギャッベを展示・販売。現地イランで約20年間使われた「オールドギャッベ」や同国東南部の放牧民・ルリ族の「ルリバフト」など、実際の商品に触れ、魅力を体験できる。
丸彦家具では期間中、先着50人や購入者向けのプレゼントを用意。実際に織り子の衣装を着ての「記念撮影」も予定している。
同店の原田塁さんは「ギャッベができるまでには、多くの手間と時間がかかっている。『気に入ったものを長く、大切に』と考えている人に使ってほしい」と話す。価格は16,000円~。
中央アジアに広く住む遊牧民による平織り物「キリム」展も同時開催される。
営業時間は10時30分~19時。2月28日まで。入場無料。