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世田谷にファストピザ店 初のFC、「ジャンクではない」ワンコイン商品に強み

看板メニューの「カプリチョーザ」

看板メニューの「カプリチョーザ」

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 世田谷にピザ店「Pizza(ピザ) Stand Poco 世田谷1丁目店」(世田谷区世田谷1、TEL 03-6413-6124)がオープンして1カ月がたった。運営はスリーポイント(同区)。

店長の大谷俊輔さん

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 店舗面積は7坪、席数はカウンター2席とテーブル6席。完全禁煙。同社直営店の若林本店(同区若林4)、荻窪店に続く、初のフランチャイズ店となる。

 同社代表社員の出井雄喜さんによると、本店との連携を強化するため、「自転車で5分の距離」に構えた。地域密着店を目指し、世田谷区内での出店を加速させる。2017年内に直営店とフランチャイズ店を各1店出店する。

 提供するピザはテークアウト可。500度の電気窯を使い、わずか90秒で焼き上げるため、注文を受けてから5分後には提供できるという。同店2月の売り上げの約70%はテークアウトによるものだった。

 「デリバリーピザより早く、安く」を旗印に「まずはテークアウトで買っていただき、店内での売り上げにつなげていきたい」と出井さん。3年後には店内での売り上げを全体の50%までに引き上げたい考え。客単価は昼夜とも1,500円~2,000円、月商は本店同様、200万円~250万円を見込む。

 店長の大谷俊輔さんは「ドミノピザ」出身。10年間勤務した後、2016年8月に退社。その後、フランチャイズに加盟し、独立を果たした。

 イタリア語で「ちょっと、少し」を意味する屋号「Poco」の通り、「女性でも食べ切ることのできる、小さなサイズのピザが売り」と出井さん。サイズはPoco(直径15センチ、400円~600円)とTanto(同27センチ、1200円~1800円)の2種類をそろえる。Tantoは「一般的なピザでいうMサイズとLサイズの中間ぐらい。カップルがシェアするのにちょうどいい」という。

 ピザの種類は大きく分けて、トマトソースをベースにした「Rosso」と、それ以外の「Bianco」の2種類。看板メニューは、エビやソーセージ、パプリカ、ズッキーニなどがのったミックスピザ「カプリチョーザ」。「甘みのあるモチモチの生地は、酸味のあるトマトソースによく合う」と出井さん。

 「ジャンクではないピザを手軽に提供したい」と、あらかじめ加工された食材を仕入れるのではなく、店内で調理を行うのも特徴。出井さんは「野菜も青果店で仕入れて、その場でカットしている。具材に使う照り焼きチキンも焼くところから始めている」と話す。

 営業時間は11時~15時、16時~23時。火曜定休。

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