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池尻にバターカレー専門店 「健康的に痩せる」テーマに

「バターチキンカレー」と「おからナン」

「バターチキンカレー」と「おからナン」

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 バターカレー専門店「バターの沼」が10月1日、池尻のクラフトビール店「シザーズ」(世田谷区池尻2)内に間借りオープンした。

店主の黒坪直弘さん

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 店主の黒坪直弘さんは2年前に国家公務員を退職後、スペイン語を学ぶためグアテマラに留学。そのとき入ったインド料理店で、初めて食べたバターチキンカレーのおいしさに感動したという。「でも私は健康志向で、普段からグルテンフリーと低糖質の食事を心掛けていたこともあり、食べた後は罪悪感もあった。そこで帰国後、健康的なバターチキンカレーを考えて自分で作り始めたところすっかりカレー作りにはまり、カレー屋さんをやってみようと考えるようになった」

 「健康的に痩せる」をテーマに掲げる同店。提供するカレーとナンには、米、小麦、砂糖を使わないため「グルテンフリー、シュガーフリーで超低糖質だから健康的に痩せられる」と黒坪さん。

 カレーには、牧草牛のバター「グラスフェッドバター」を使う。「一般のバターに比べて体脂肪の燃焼効果が期待できる不飽和脂肪酸が豊富」(黒坪さん)だという。

 カレーのベースは、有機トマトにクミンやカルダモンなどのスパイス、沖縄の海塩「ぬちまーす」を加えて煮込み、ココナツクリームでまろやかなコクと甘みを付けて仕上げる。ナンは、非遺伝子組み換えの国産おからにアーモンドを練り込み、もっちりと焼き上げて提供する。

 メニューは徳島産の平飼い鶏「神山鶏」を使った「バターチキンカレー」、十勝産の放牧豚「どろぶた」を使った「バターポークカレー」(以上1,000円)、オーストラリア産(またはニュージーランド産)の牧草牛を使った「バタービーフカレー」(1,100円)、乳製品や砂糖を使わない「有機レモンと豆乳ヨーグルトのラッシー」(300円)など。

 「特に女性のお客さまの反応が良くリピーターもいる。男性からも『スパイスが効いていておいしい」とお褒めの言葉も多く頂いている」と黒坪さん。「ダイエット中の方や健康意識の高い方であっても、安心して食べてもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~15時。

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