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松陰神社前にアナログ焙煎のカフェ 週末夜はバー営業も

手回し焙煎機を操る店主の保坂さん。愛称は「モジャ」

手回し焙煎機を操る店主の保坂さん。愛称は「モジャ」

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 カフェ「イリ コーヒー ロースタリー」(世田谷区若林4)が松陰神社前にオープンして、1月22日で2カ月がたった。週末の夜には同店に間借りする形で「プログレスバー」が営業している。

ガラス張りの扉にハンドペイントが施された入り口

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 カフェ店主で焙煎(ばいせん)士の保坂祐輝さんは「元々コーヒーが得意でなかった」がコーヒーの魅力に目覚めてからインドネシアに渡り、現地でもコーヒーを提供した経験を持つ。店名の由来は、コーヒーの「入り口」として誰かの出会いのきっかけになることと、焙煎の「煎(い)る」から。店では手回し焙煎機を使ったアナログな焙煎方法を選び、古材を使いハンドペイントで作られた内装は、「アナログ・ロースタリー」をコンセプトにしている。

 店内はカウンター6席、テーブル12席、テラス2席(ペット可)を設け、おむつ交換台も用意している。モーニングやランチも提供し、テイクアウトも可能。メニューは、深いりの豆でハンドドリップした「iRi ブレンド」や「ロブスタ」(以上550円)、スパイスとオレンジピールが入った「チョコサラミ」(550円)、深いりコーヒーと合うように作った「チーズケーキ」(700円)などのフードもそろえる。

 営業時間後は、同店内で「プログレスバー」として酒を提供。「イリ コーヒー ロースタリー」がブレンドしたコーヒー豆を使った「エスプレッソマティーニ」(800円)、「トレ・アマレット」(900円)などのカクテルと、それに合わせたフードを提供する。

 バー店主、岡本拓也さんは「当店はコーヒーとカクテルをかけ合わせ、どちらの良さも楽しめるバー。お酒やコーヒーが好きな方も、そうでない方も、気軽に立ち寄っていただけたら」と呼びかける。

 「イリ コーヒー ロースタリー」の営業時間は8時~18時(土曜・日曜・祝日は10時~)。木曜定休。「プログレスバー」の営業は金曜・土曜の18時~22時。

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