カフェ「マックイーンコーヒーショップ」(世田谷区世田谷4)が松陰神社前にオープンして、1月29日で3カ月がたった。
店主の藤澤幸慎さんは、高円寺でのコーヒースタンドの間借り営業を経て2023年10月に移転。「これまで映画や音楽、ファッションに影響を受けてきて、映画の中では音楽好きや服好きが集まる場所が大体、喫茶店やバーのような場所だった。そんな、さまざまなカルチャーを持った面白い人々が集まる場所やコミュニティーを作りたかった」という思いからオープンに至った。店名の由来は、好きなハリウッド俳優「スティーブ・マックイーン」から。
店内の家具や装飾などは藤澤さん自身が全国のアンティークショップやリサイクルショップを回って集めたり、改装予定の古民家から譲り受けたりしたもの。「別荘のリビングみたいと言われることもある」と話す。
店内は、カウンター4席、テーブル6席、テラス7席を設ける。メニューは、藤澤さんの地元・長崎のコーヒーロースタリーで焙煎(ばいせん)した豆を使用したハンドドリップコーヒー(550円~)、ミルク系のラテやカフェオレ(600円~)、トーストやドーナツ(450円~)などを用意。店内ではレコードで音楽を流し、イベントスペースとしても利用できるようにする。
藤澤さんは「コンセプトは街のちょっとした社交場であり、気軽にお客さま同士がコミュニケーションできる空間。おいしいコーヒーはもちろん、誰でもくつろげて、いろいろなジャンルのカルチャーを持った人たちとの出会いの場にもなれば」と呼びかける。
営業時間は8時30分~18時。金曜定休。