三軒茶屋・三角地帯のバー「ONSEN」跡に立ち飲みワインバー「霧の中の風景」(東京都世田谷区三軒茶屋2、TEL 070-5517-4847)がオープンして1カ月が過ぎた。
「オーナーとONSEN元オーナーが昔からの友人というつながりから店を始めることが決まった」とスタッフの大森春乃さん。不思議な店名について、「系列店でもある下高井戸にあるバー『「恋々風塵(れんれんんふうじん)」』が映画タイトルと同じということから、同店も映画のタイトルに存在する名前にしようと『「霧の中の風景」になった」という。
「当店はチャージがないため、フラッと立ち寄るお客さまも多い。女性一人でも足を運びやすい雰囲気から幅広い客層に支持されていると思う」とも。
料理にも注力するという同店。中でも、ビールで煮込んだ「豚すね肉」(600円)や「白レバーのムース」(500円)、マヨネーズを使わない「ポテトサラダ」(400円)などが人気メニュー。大森さんの実家で作っている野菜を直送し、希少な食材も使う。
ドリンクはオーガニックワインがほとんど。「あまり高価なものではなく、デーリーに飲めるものを提供したい」と大森さん。価格帯は500円~800円が中心。
今後について、「季節限定のドリンクやバータイムにつまめるフードなども取り入れていきたい。近所の方々が気軽に遊びに来られる店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は18時~翌5時。18時~23時30分がディナータイムで、以降がキャッシュオン制のバータイム。ディナータイムとバータイムでスタッフが異なる。