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三茶の白い彫刻人間「東京ハック」結成半年-帰りはゴミ拾いで街も「潔白」に

東京ハック登場に「白い」「すごい」「キモい」などの声が

東京ハック登場に「白い」「すごい」「キモい」などの声が

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 三軒茶屋で結成された彫刻パフォーマーグループ「東京Hack(ハック)」が11月19日、結成から半年を迎えた。

パフォーマンス後はゴミを拾って街を「潔白」にする東京ハック。

 服や装飾品はもちろん、頭から爪先まで全身を白くペイントし、石こう像になりきる「彫刻人間」が在籍する同グループ。これまでに、イベントを盛り上げるウオーキングアクトや、看板を持ったりサンプリング配布を行ったりする「広告人間」などの活動をしてきた。彫刻のため言葉は発さず、アイコンタクトか手の動きのみで意思疎通を図る。

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 現在のメンバーは7人。それぞれ「白木瞳」「白田アーサー」「マジー白―」「白木メイサ」など著名人の名前をもじった芸名で、その素性は芸人・カメラマン・元グラビアアイドルなどさまざま。年齢も20歳~67歳までと幅広い。

 結成の理由について「もとは3人のフリー芸人だったが、とあるきっかけで全身白塗りパフォーマンスで原宿を歩いたところ予想以上の反応があり、今では『彫刻パフォーマー』や『広告代行』として活動している」とマネジャーの森久雅生さんが代弁する。

 ツイッターなどSNS上では「見つけたら幸せになる」「待ち受け画像にすると地味に美白になる」などのジンクスが飛び交っている同グループ。パフォーマンスの後にはゴミ拾いをして帰ったり、不定期に開催する清掃ボランティアなど、街を「潔白」にする行いも。

 活動の中には、同グループと一緒に真っ白になってパフォーマンス参加する活動も。「白い色には『無』や『ゼロ』というイメージがある。彼らと一緒に白くなるということは、地位も人種も性別も関係なく全てが平等で『ゼロ』になる体験ができる」と森久さん。「例えば、上がり症の方が白塗りしてたくさんの人目に触れることで克服したり、失恋したての子が白塗りになって、たくさんの人の笑顔に触れることで気持ちを切り替えられたり、たくさんの変化を見てきた」と活動を振り返る。

 森久さんは「今後は、無声コントや無声バンドなどにパフォーマンスの形を変え、映像コンテンツとして前面に押し出していきたい」と同グループの代わりに意気込む。「メンバーオーディションも開催しているので応募してほしい」とも。