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沖縄料理店「我如古」が人気に-石垣島の製麺所から取り寄せた麺を提供

これを目当てに来店するお客さんも多い一番人気の「八重山そば」

これを目当てに来店するお客さんも多い一番人気の「八重山そば」

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 三軒茶屋銀座商店街の沖縄料理店「我如古(がねこ)」(東京都世田谷区太子堂4 、TEL 03-6413-8922)が人気を集めている。

石垣島より取り寄せている「島野菜のサラダ(700円)」は色鮮やか。

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 石垣島出身の店主・我如古さんは5年間、三軒茶屋の沖縄料理店で店長を務めた後、独立。「お店を出すなら三軒茶屋で」と決めて根気よく物件を探し、2年かけて現在の場所でのオープンにこぎ着けた。

 「女性一人でも入りやすく、とにかく居心地のいい空間にしたい」というコンセプトの店内は、カウンター・テーブル・座敷で構成。客層は20代~80代までと幅広い。週末の座敷席は小さな子ども連れの客も多い。

 一番人気のメニューは石垣島の製麺所から取り寄せている「八重山そば」(大700円・小500円)。平麺の沖縄そばと違い、細い丸麺が特徴。都内で味わえる店舗が少ないため、ネットなどで探して目当てに来店する客も多いという。オープン時はメニューになかったが、客からのリクエストが多く約1カ月後にメニューに加えた。

 沖縄の食材は全て石垣島か沖縄本島から毎日取り寄せている。12月からは冬季メニューとして、シダ科の植物「オオワタニワタリ」の新芽を使ったバター炒め(400円)の提供も始めた。「東京では珍しいかもしれないが、石垣島では誰もが知っている家庭料理。ぜひ味わっていただきたい」と我如古さん。

 「インパクトのある名前なので覚えてもらえればと思い」、店主の名字をそのまま店名にした。「とにかく居心地の良い空間を提供し続けていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は16時~翌2時。

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