三軒茶屋ふれあい広場で1月24日・25日、「第3弾ぐるり瀬戸内コラボフェスタ~広島ええもんフェア~」が開催され、2日間での来場者が1万3000人を超えた。主催は三軒茶屋銀座商店街振興組合(世田谷区太子堂)。
モデル甲斐琴珠さん、世田谷区商店街連合会のマスコット「がーやん」、三軒茶屋銀座商店街振興組合の飯島祥夫理事長
瀬戸内圏のさまざまな商品を販売する同イベント。会場には広島県の名産物が所狭しと並んだ。
広島の酒蔵八幡川酒造は、純米酒・濁り酒・広島産のイチゴとレモンを使った日本酒などを販売。「来場者に試飲いただいて、とても反応が良い。日本酒に詳しい方が多く、自身の好みの味を知っている方が多い」と語るのは同酒造製造部品質管理部長の畠崇さん。広島は軟水なので口当たりが柔らかいお酒が多いそう。
川根柚子(ゆず)共同組合は、約40年前からさまざまな方法で柚子のPRをしている。2年前から本格的に商品の開発を始め、昨年4月14日から販売を開始した「柚子ヴァターケーキ」(1,620円)は、初日に2日目の分も売れてしまうほどの売れ行き。広島出身の方が「地元では人気で買えないので」とうれしそうに購入していく場面もあった。
同振興組合の飯島祥夫理事長は「おかげさまで今回も多くの方に来場いただいているが、今後はこのイベントを通じて出店いただいた方の商品を三軒茶屋の商店街で仕入れて販売したり、来場いただいた方が近隣のお店に立ち寄って帰っていただくような、発展系のスキームを作り上げていきたい」と意欲を見せる。
次回は3月7日・8日、「愛媛県」をテーマとした開催を予定。