三軒茶屋の「Richu 濱田家 太子堂 本店」(世田谷区太子堂2、TEL 03-3424-9988)が2月3日、パンの恵方巻きを販売する。
今年で10年目を迎える三軒茶屋のパン店「濱田家」の姉妹店として、2011年にオープンした同店。国産の小麦や和の食材にこだわり、豆乳や植物性の油を使うことでアレルギーを持つ客にも配慮したパンなどを提供してきた。併設されたパン工場では粉から全ての素材を手作りしており、毎晩22時から仕込みを始め、1日4回焼きたてのパンを提供する。
同店がパンで恵方巻きを作るのは今回が初。すりゴマと練りゴマを練り込んだ食パンを海苔(のり)に、マッシュポテトを酢飯に見立て、グリーンカール、たまごサラダ、レンコンとニンジンのきんぴらを具材として巻いた。価格は290円。
「食材はこの商品のために全て手作りしている。きんぴらを多く入れているので、見た目だけでなく食感も楽しんでいただければ」と店長の今川あゆみさん。「通常も3カ月に1回は15~20種類のパンを入れ替えて、季節感を感じる旬の素材を使ったパンを提供している。いつ来ても飽きない、生活に寄り添ったパン店を目指したい」とも。
営業時間は9時~20時。恵方巻きは無くなり次第終了。前日まで予約も受け付ける。