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三茶の老舗和菓子店「伊勢屋」、正月用のし餅を27日から販売

下馬での営業は今年で45年目。店舗は17年前に建て替えた

下馬での営業は今年で45年目。店舗は17年前に建て替えた

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 下馬にある創業49年の和菓子店「伊勢屋」(世田谷区下馬1、TEL 03-3422-4769)が12月27日より、年末恒例の「のし餅」を販売する。

橋本勲さん(右)と2代目の健さん(左)の二人は主に製造を担当。

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 同店は東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年に東日暮里で開業し、1968(昭和43)年に、まだ近隣に松林が残る下馬に移転。以来、近所の住民に親しまれている。現在は、店主の橋本さん夫婦と息子夫婦の4人で製造から接客までを行う。最近では常連客に混じり、車などで遠方から足を運ぶ客も少なくないという。

  もち米は新潟産の「こがねもち米」を使用。普段は1日10キロ程度のもち米を大福などの和菓子や「きりもち」(5枚=350円、10枚=700円)として販売。年末になると正月用の「のし餅」(2キロ=2,500円、2.8キロ=3,750円)や「鏡餅」(1合=330円~)の注文が急増。年末の5日間で28キロのもち米30袋以上を使う。保存料などの食品添加物を一切加えないのが同店のこだわりだ。

 営業時間は7時~20時。木曜定休。年末も大みそかまで通常営業する。

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