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若林公園で「防災鍋フェス」 災害時用「かまどベンチ」使い鍋料理も

実行委員会メンバー

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 防災をテーマにしたイベント「若林防災鍋フェスティバル」が2月18日、若林公園(世田谷区若林4)で開催される。主催は実行委員会で、若林町会、松陰神社通り松栄会商店街振興組合、三軒茶屋まち道楽など、地域の人々が運営する。

公園の「かまどベンチ」で鍋料理を作る

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 「災害時の設備を実際に使ってみること」をテーマに、公園にある「かまどベンチ」を使って豚汁や芋煮など、さまざまな鍋料理を作って販売する。能登半島地震でカニかごを失った富山県黒部市の漁師たちへの寄付を集めるため、カニ鍋も販売予定。鍋のほか、起震車による地震体験やマンホールトイレの展示、音楽ステージなどもあり、家族で楽しみながら防災意識を高めることができるよう工夫する。

 実行委員会の鈴木佑輔さんは「災害時の設備を実際に使ってみると気づくことがたくさんある。例えば、燃料となる木材が必要だが『どこにあるのか』など。かまどベンチを使ってみること、使い慣れておくことが大事。その流れで、さまざまな鍋を食べられると楽しいだろうと、このイベントを企画した。近隣の皆さんにはぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は11時~14時。雨天中止。入場無料。鍋は1杯300~500円程度で販売予定。詳しくは三軒茶屋まち道楽のホームページで確認できる。

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