三軒茶屋の日本料理店「きよみず」(世田谷区下馬、TEL 03-6805-4131)が10月8日、新たに個室を設け、リニューアルした。
全国から取り寄せる旬の食材と、「名誉きき酒師」が厳選した地酒を提供する同店。11月7日で開店5周年の節目を迎え、多くの客から要望があったことから今回、改装した。
店主の清水健太郎さんは、都内の有名日本料理店や懐石料理店で修業し1997年に独立。学芸大学や五反田に店舗展開し、5年前に下馬で開業した。
同店は、近隣に駒繋神社や世田谷観音があることから、お食い初めに利用されることも多く、今回は個室を新設。子ども連れの客が周りを気にせず、落ち着いて食事できるようにした。
生産者から直接仕入れる有機野菜、土鍋で炊く丹波の米、築地だけでなく産地直送で仕入れる鮮魚、島根から取り寄せる天然アユなどこだわりの食材を提供する。
ランチはコース(3,000円~)のみで、夜はコース(3,600円~)と一品料理を用意。メニューは季節により異なり、春は山菜、夏はアユ、秋はマツタケ、冬はエビやブリなどをメーンにする。
清水さんとおかみのいずれも「名誉きき酒師」の資格を取得しており、日本全国のさまざまな日本酒(1合=700円~)も取りそろえる。地産地消のために、東京の地酒に力を入れているのも特長。地酒6種類と旬のおまかせ料理が楽しめる「日本酒を楽しむ会」も年4回、開催している。
清水さんは「住宅街にある店舗だが、これからもお客さんの要望に応えていく」と話す。
営業時間は、12時~15時30分(ランチは予約のみ)、18時~21時30分。水曜定休。