三軒茶屋のキャロットタワー（世田谷区太子堂4）3階「生活工房ギャラリー」（TEL 03-5432-1543）で現在、「市民活動支援コーナーの日々展2016」が開催されている。主催は生活工房内の市民活動支援コーナー。

市民活動支援コーナーで制作した作品の一例

　世田谷区内の市民活動団体が登録して利用できる同施設。打ち合わせや活動発表、各種講座などを行う場として開放されている。

　施設内には、予約制の「貸し出しスペース」4コーナー（1時間100円～）と無料の「フリースペース」、大判プリンターやインクジェットプリンター、スキャナーなどが使える「プリントアウトスペース」を用意し、貸し出しスペースとプリントアウトスペースの利用には、市民活動支援コーナーへの利用登録が必要。

　有料の貸し出しスペースにはテーブルや椅子のほか、ホワイトボードやネット環境を完備。収容人数は各スペース6～12人で、2～3スペースをつなげて使うこともできる。テーブルと椅子を配置したフリースペースにはチラシラックを設置し、非営利のイベント告知や会員募集のチラシを受け付ける。いずれの施設もテレビやビデオデッキ、液晶プロジェクター、スクリーンなどのレンタル備品を用意する（先着予約制）。

　編み物やパソコン教室、俳句などさまざまなサークルや団体が登録するという同施設。同展は、支援コーナーでの活動の成果を発表する場として毎年開催。制作した作品や登録団体の活動の様子を1週間取材した、絵日記風のパネルを展示する。出展団体は「ニットサークルティンク」「フラワーサロンRococo」「シニアSO-HO世田谷」「せたがやすまほ研究会」「おしゃべりHAIKUの会」「ITみらい塾ぷらっと三茶」など。

　担当者は「団体やサークルの皆さんが、いつもここでどんな活動をしているのか『市民活動支援コーナーの日常』を見に来てほしい」と呼び掛ける。

　開催時間は9時～20時。入場無料。7月24日まで。