三軒茶屋経済新聞の2016年上半期PV（ページビュー）ランキング1位は、「三軒茶屋にサンドイッチ専門店　会社員女性が木曜限定で」記事が輝いた。

　1位記事のサンドイッチ専門店「tamani sandwich」はパン店の多い三軒茶屋で「曜日限定」「普段は会社員」というユニークさが話題を呼び、2位を大幅に引き離す結果だった。

　ランキングは1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位は以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1.三軒茶屋にサンドイッチ専門店　会社員女性が木曜限定で（3/28）
2.世田谷・松陰神社前に商業施設「松陰PLAT」　生花店・カフェなど9テナント（4/25）
3.世田谷・松陰神社前にクラフトビールとパンの店　「ぐっすり眠れる夜」コンセプト（6/20）
4.駒沢にローストビーフとステーキの店　日替わり野菜の「サラダ丼」ランチも（5/23）
5.世田谷・駒沢に地域密着型スタバ　ペット同伴で「リラックスした時間」に（1/15）

6.三軒茶屋にパティスリー新店　大阪の老舗が都内進出、「人の感性」にこだわり50年（4/20）
7.三軒茶屋中央劇場跡に複合商業ビル　スーパーや飲食店が出店予定（3/9）
8.三軒茶屋で「ペットと防災」考える企画展　グッズ展示やトークイベントも（4/21）
9.三軒茶屋に立ち食い焼き肉「赤と霜」　A5ランク黒毛和牛を1枚から（5/2）
10.三軒茶屋に「おひとりさま御用達」のしゃぶしゃぶ店　銘柄肉を提供（3/14）

　2位と3位には、近年新店オープンが相次ぐ松陰神社前エリアの記事がランクイン。10位以下には銀座の老舗店「松崎煎餅」の新業態出店（14位）など、同エリアの注目度の高さを表す結果となった。

　4位と5位は駒沢エリアの新店情報。ローストビーフ店や全国で5店舗目の新業態スターバックスなど、学生や家族など幅広い層の関心を引く飲食店がランクインした。

　大阪の菓子店「フラワー」出店（6位）、同エリアのシンボル的存在だった「三軒茶屋中央劇場」跡地（7位）も注目を集めた。飲食店では、立ち食い焼き肉店「赤と霜」（9位）、一人客向けしゃぶしゃぶ店「笑福」（10位）、立ち食いジンギスカン店「はや川」（14位）など気軽に肉料理を楽しめる店や、ギョーザとワインの店「ギョーザ・シャック」（11位）、シンガポール料理店「クラーク・ジャック・パーラー」（12位）、グルテンフリー＆ビーガン料理専門店「85BAL」など、これまでになかった飲食ジャンルの出店も話題を集めた。

　8位に入った「ペットと防災企画展」は、4月中旬に発生した熊本地震の影響もあり、SNSを通じて多くの人に拡散された。会場となったキャロットタワー「生活工房」では現在も、定期的に展示会やワークショップなど市民に向けたイベントを行っている。

　松陰神社前や駒沢、池尻、世田谷など、それぞれ雰囲気の違う街が隣接する三軒茶屋エリア。下半期もそれぞれの街の魅力や役立つ情報を届けたい。