世田谷・桜新町のフランス人講師宅で毎週、フランス料理教室が開かれている。運営はタダク（品川区）。

ノルマンディー地方の名物料理「スープクレシー」

　首都圏を中心に、さまざまな国の出身講師による家庭料理教室を展開する同サービス。各国講師の自宅で学ぶ「一日ホームステイ」形式で、料理だけでなくその国の文化や言葉に触れることができるという。レッスンは日本語のほか、英語やフランス語、イタリア語、中国語などで行われ、現在約50カ国の料理教室を展開する。

　桜新町で定期的に行うフランス料理教室の講師はパリ出身のオリヴィエ・ルロワさん。6年前に日本に移住し、現在はアーティストや写真家として活躍する。プロの料理人だった祖母や母親に教わった技術、現地レストランで働いた経験を生かし、季節に合わせた料理を指導する。

　現在行っている教室は、トマトファルシのライス添えやフランボワーズのクラフティーなど、爽やかな食材を使った「アペロを楽しむ！ 夏のビストロ料理」（約6品＝5,600円）、「パリの食堂（ブラッセリー）料理」（4品＝5,600円）、オリヴィエさんが生まれ育ったノルマンディー地方の「ノルマンディーの海岸」（5品＝5,950円）。夏のビストロ料理は英語、ブラッセリーとノルマンディー料理教室はフランス語で行う。

　タダクの置田大地さんは「本場フランスで経験を積んだオリヴィエさんならではの本格的な伝統料理が習えると人気のクラス。フランス語を使ったレッスンや、都内のレストラン情報が聞けたり、プロのカメラマンから写真の撮り方を教えてもらったりできるのも魅力」と話す。

　開催の日程や空席状況など詳細はホームページで確認できる。