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世田谷・三宿の和食かき氷店が限定メニュー販売へ 「玄米グラノラ」使った3種

限定メニューの「玄米グラノラ氷あんず」

限定メニューの「玄米グラノラ氷あんず」

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 世田谷・三宿の日本料理店「和kitchenかんな」(世田谷区下馬2、TEL 03-6453-2737)が8月11日から、期間限定でかき氷の販売を始めた。

限定メニューの(左から)「とうもろこし」「和栗」「あんず」

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 通年販売するかき氷に「行列ができる」ことで知られる同店。栃木・日光にある天然氷の蔵元「松月氷室」の氷を使い、平日の多い日には約400食が売れるという。

 現在は11時30分~15時と15時~18時の2部制で営業する同店。予約は記帳形式で、客が待ち時間を有効に使えるよう工夫する。メニューは「かんなの氷しるこ」「濃厚紫いも牛乳」「ミックスベリーバニラ」などの定番(以上750円)に加え、「あずきマスカルポーネ」「ティラミス」(以上950円)など約20種類をそろえる。

 今月11日からは、「玄米グラノラ」を使った限定かき氷3種の販売を始めた。同商品はあんず、黒豆、小豆(あずき)、かぼちゃの種が入った甘さ控えめの和風テイスト。店主の田中完児さんは「当店のかき氷は『自然の甘さ』をモットーに作っている。グラノラの優しい甘さがマッチすると思い、旬の食材を使った商品を考えた」と話す。

 限定メニューは、茨城産の和栗を使った「蔵出し和栗」(1,000円)、甘さ控えめの「とうもろこし」、旬のフルーツでさっぱりと仕上げた「あんず」(以上950円)。玄米グラノラは氷やソースには混ぜず、氷の周囲にちりばめ、異なった食感を楽しめるよう工夫を施す。牛乳と練乳を煮詰めた「特製牛乳」を使い、牛乳と相性の良いグラノラならではの風味を目指したという。

 田中さんは「和栗とあんずはマスカルポーネクリームを添えてクリーミーに、とうもろこしは食事のような感覚で食べられるかき氷に仕上げた。グラノラと交互に食べたり、一緒に食べたりしながら味と食感の変化を楽しんでほしい」と話す。

 グラノラを使った限定メニューはランチにも登場。グラノラを細かく砕いて衣に混ぜた「玄米グラノラチキンカツ~いちごソースを添えて~」(1,000円)は1日10食限定で販売する。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。限定商品の販売は9月30日まで。

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