世田谷・三宿の「IIDものづくり学校」（世田谷区池尻2）で11月5日、区民交流イベント「まちのピクニック」が行われる。

子どもも参加できるワークショップ

　2014年から毎年11月に開催し、3回目を迎える同イベント。ハンドメードアクセサリーや雑貨、食材・フード販売などのほか、大人も子どもも楽しめるワークショップやヨガ教室など約40のブースが出店する。コピーライターやフラワーコーディネーターなど、さまざまな業界で活躍する友人3人が集まって企画した。

　企画者の一人、金田睦さんは「30～40代の女性は、仕事や子育てに一生懸命で不安になることも多い一方、好きなことを発信しながら生き生きと楽しんでいる人も多い。このイベントは、『自分の好きなことを誰かに見てもらいたい、体験してもらいたい』という思いを持つ人たちが出店する」と話す。「お弁当のおかずやおやつを交換するように、好きなことシェアして、仲間を見つけるピクニックのようなイベント」とも。

　出店は、独創的なキャンドルを作る女性ユニット「Rin＊Tsubaki」や、素材にこだわったアクセサリーを作る「LULUetTIGRE」、そば粉ガレットの「のっく」など。

　初出店となる埼玉・越生町のカフェ「オクムサ・マルシェ」では蒸したての「炭酸まんじゅう」や「米麹（こうじ）の甘酒」「柚子グラノーラ」（以上150円～）を販売。三軒茶屋のサンドイッチ店「picnic A go! Go!」は西永福町のパン店「ココペリ」のコッペパンとのコラボで、「チキンとトマト煮」「ツナポテトサンド」（以上250円～）など親子で楽しめる限定メニューを用意する。

　これまでは商品販売やワークショップがメインだったが、今回は世田谷・自由が丘・二子玉川・二子新地・三軒茶屋を中心に、母親のための美と癒やしのコラボイベントを行う「YURUFUWA FESTA」が参加し、より広いターゲット層を取り込む。

　「年齢や性別を問わず、さまざまな世代の方、ご家族や友人同士、地域の皆さまにも、気軽に遊びに来てほしい。お客さんとして参加した人が『私もやってみたい』と次は出店者として参加できるイベントになれるとうれしい」と意気込む。

　開催時間は10時30分～16時。入場無料。