「TSUTAYA三軒茶屋店」（世田谷区太子堂4、TEL 03-5431-7788）で昨年12月27日、「マンガHONZ超新刊大賞2016」のトークイベントが開催され、多くの漫画ファンが詰め掛けた。

大賞に選ばれた「ゴールデンゴールド」作者の堀尾省太さん

　イベントは19時開始。新人漫画家の支援などを行う「NEWVERY」の菊池健さんによる司会進行の下、「マンガHONZ」代表で実業家の堀江貴文さんのほか、同編集長でクリエーターエージェント会社「コルク」社長の佐渡島庸平さん、マンガHONZを運営し、本イベントを主催した「マンガ新聞」代表の角野信彦さんらが熱い議論を交わした。

　今回、「超新刊大賞」の対象となったのは、2015年11月から2016年の期間に第1巻が発売された作品。イベントでは10位から4位に該当する作品が、HONZ所属のレビュアーによって紹介された。3位から1位は、ラッパーの「MCcourse」さんが作品のヒントになる情報をラップで披露。ファンが解答を当てる形を取った。

　続けて、1位に選ばれた「ゴールデンゴールド」作者の堀尾省太さんを交えて、堀江さん、講談社で「モーニング」副編集長を務める田渕浩司さんが、作品の魅力や裏話などを披露。ファンは和やかな面持ちで3人のトークを見守っていた。