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池尻の大橋ジャンクションでデジタル広告実証実験 気象情報と連動したコンテンツ配信

2016年3月から始まったマルチメディア放送の新サービス「i-dio」のロゴマーク

2016年3月から始まったマルチメディア放送の新サービス「i-dio」のロゴマーク

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 首都高3号線・下り大橋ジャンクションエリアの池尻大橋駅付近にある大型デジタルLEDボードで11月23日から、当日の天気や前日との気温差などを考慮した飲料広告が配信される。

気象情報と連動したコンテンツ配信の仕組み

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 2016年3月から始まったマルチメディア放送の新サービス「i-dio」(アイディオ)のデータ放送技術を使い、気象情報と連動した広告コンテンツを配信する「デジタルサイネージ『体感』気象連動広告」実証事業の一環。

 TOKYO SMARTCAST(千代田区麹町)とアサヒ飲料(墨田区吾妻橋)、屋外広告を手掛けるヒット(中央区銀座)、気象情報ソリューションを提供するハレックス(品川区東五反田)の4社が共同して行う。

 ヒットが運営する首都高速沿いの大型デジタルLEDボードに、「i-dio」受信機器を設置。ハレックスの提供する天気・体感温度情報と連動した広告コンテンツを伝送し、多拠点のデジタルLEDボードで受信し、その時間と場所に最適な広告コンテンツを提示する。

 具体例は、「昨日と同じ気温でも、風が強めに吹くと、体感的にはより寒く感じる」 (缶コーヒーのホット飲用をPR)、「乾燥していて喉に違和感を覚えやすい」(体調に合わせた乳性飲料をPR)
など。

 気温センサーだけでは評価しにくい「体感」と連動した広告差替を気象のプロと放送波のプラットフォームで実現し、首都高速道路を走るドライバーの共感を狙う。池尻のほかに、首都高4号線下り・新宿エリアの明大前駅付近にも掲出する予定という。

 11月26日まで。

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