三宿でファミリー向けデジタルコンテンツ事業を手掛けるキッズスター(世田谷区池尻2、TEL 03-6805-5625)が、学研プラス(品川区西五反田)と英語知育iOSアプリ「アルファベットストーンズ」を共同開発した。
英語教育にパズルの要素を取り入れた同アプリ。アプリを通してネーティブの英語音に触れることで、語彙(ごい)力を上げることができるという。対象は、幼児から小学校低学年。収録されている英単語は、新学習指導要領に対応した単語を選定。AppStoreで12月12日から配信されている。
画面内のアルファベットをなぞり、つなげてできた英単語の音を聞き、「アルファベットの発音→英単語の発音」の順番に何度もリピートすることで、音とつづりの関係が分かるようになるという。
クリアした英単語をいつでも閲覧・音声再生ができる「単語帳コレクション機能」や、聞く力の定着度を測る「虫食いモード」などを備えている。「クリア状況お知らせページ」「保護者へのプッシュ通知」などの仕組みで、子どもの進捗度と定着度を親に知らせることもできる。
立命館小学校副校長などを務めた教育者の陰山英男さんは、同アプリについて「子どもたちはゲーム感覚の中で、英語の発音を聞き分けたり、スペルを覚えたりしていくことができます。こうした本やドリルではできない学習で、子どもは自然に英語を習得してくれるでしょう」とコメントを寄せている。
ユーザーからは「初めて英語に触れるには分かりやすい」「英単語と発音を遊びながら学べる」「ネーティブの発音を繰り返し聞け、音に慣れる」などの声が寄せられているという。