「アート・マネージメントコンサート」が1月12日、昭和女子大学(世田谷区太子堂1)内のグリーンホールで開催される。
今回で12回目の開催となる同コンサート。アートの作り手と受け手の間に立つ送り手である「アート・マネージメント」の基礎を学ぶ同大学・現代教養学科に在籍する学生たちが一から作り上げる。授業ではコンサート開催のノウハウを学んでおり、その実践として学生自身で企画・宣伝・広報・当日の運営を行い、毎年プロの演奏家によるコンサートを開催している。
当日は2部構成となっており、篠笛奏者の狩野嘉宏さん、箏(そう)奏者の和久文子さん、11弦ギター奏者の辻幹雄さんが出演する。
同学科2年生の加藤怜奈さんと千葉帆乃香さんは「学生が主体となって、一からコンサートを作るという貴重な経験ができ、とても面白く勉強になった」と話し、豊田裕香子さんと中村夏音さんは「企画内容の進行がうまくいかず、ナレーションの仕方など、たくさんの壁にぶつかることもあったが、普通ではできない経験ができた」と振り返る。
開演時間は14時。チケットは全席自由席、500円。問い合わせ・チケット予約は、昭和女子大学・現代教養学科(TEL 03-3411-5042)まで。