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新規醸造所と老舗蜂蜜店が「三軒茶屋のどぶろく」開発 三茶の地酒目指す

「WAKAZE」醸造担当・杜氏の今井翔也さん(左)と「花めぐみ」代表取締役の吉田幹夫さん(右)

「WAKAZE」醸造担当・杜氏の今井翔也さん(左)と「花めぐみ」代表取締役の吉田幹夫さん(右)

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 三軒茶屋の醸造所「WAKAZE三軒茶屋醸造所」(世田谷区太子堂1)と老舗蜂蜜店「花めぐみ」(世田谷区三軒茶屋2)が共同開発した蜂蜜どぶろく「三軒茶屋のどぶろく~honey~ recipe no.008」の販売が12月15日、始まった。

「三軒茶屋のどぶろく~honey~ recipe no.008」

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 酒の仕込み水は、全て近くの井戸水をくんで使っている同醸造所。より三軒茶屋の地域に根差した酒を造るためにゆかりのある発酵素材を探していたところ、地元住民から「花めぐみ」を紹介されたことが開発のきっかっけとなった。

 使われている蜂蜜は「花めぐみ」の代表的な商品「アカシア蜜」。上品で甘すぎず、爽やかであっさりとした甘味が特徴で、共同開発した蜂蜜どぶろくの味わいについてWAKAZE広報担当者の佐藤志保さんは「蜂蜜の自然で濃厚な甘みと、白麹由来の爽やかな酸味が『はちみつレモン』を連想させる味わい。これから冬にかけては、ホッと一息つけるおかんでいただくのもお勧め」と話す。

 蜂蜜どぶろくは、「WAKAZE三軒茶屋醸造所」や全国の取扱店舗で販売。希望小売価格は2,000円(500ミリリットル)。同醸造所に併設するバー「Whim SAKE & TAPAS」では1杯650円で提供する。

 佐藤さんは「今年オープンしたばかりの醸造所だが、三軒茶屋を代表する地酒となれるよう、一歩一歩地域に根差しながら真摯(しんし)にお酒造りを続けていきたい」と意気込む。

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