「世田谷ボロ市」が1月15日・16日、世田谷・ボロ市通り(世田谷区世田谷1)周辺で開催される。
440年以上の歴史があるという、同区の冬の風物詩「ボロ市」。東京都指定無形民俗文化財に指定されており、開催中は約700店の露店が軒を連ね、骨董(こっとう)品、古着、植木、食料品などを販売する。毎年1月と12月の15日・16日に開催され、一日約20万人もの人出でにぎわう。名物は「代官餅」。味はあんこ、きなこ、からみなどを販売し、買い求める客で毎年行列ができる。
開催に合わせて世田谷線は各日とも電車を増発。臨時ダイヤで運行する。9時~20時ごろまで上り(三軒茶屋方面)と下り(下高井戸方面)をそれぞれ27本増発し、運転間隔を通常ダイヤから約1分半短縮する。
近隣に住む30代男性の一人は「ミニ盆栽や着物などを物色しながら、屋台のシャーピンを頬張ることが好き。1月は寒いので、三茶あたりで一杯ひっかけてから行こうかと思う」と話す。
開催時間は9時~20時。雨天中止。