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池尻大橋に台湾茶店 「Groovy Nuts」手掛けた元映像プロデューサーが出店

「東方美人茶」

「東方美人茶」

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 台湾茶店「Groovyな、お茶」(目黒区東山1)が池尻大橋にオープンして3カ月がたった。運営は「SIXTEEN」(同区)。

店内の様子。席数は10席

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 台湾産の紅茶に近い味という発酵茶「東方美人茶」をメインに提供する同店。店主の佐川一郎さんによると、「東方美人茶」の茶葉は、害虫から身を守ろうと害虫の天敵であるクモを呼び寄せる甘い香りになるため、農薬を使わずに育てるという。

 佐川さんは「日本では手に入れることのできない、高品質の茶葉を使っている。市販の烏龍茶を本物の烏龍茶と思っている日本の中国茶カルチャーに、正しいお茶を紹介したい」と話す。

 佐川さんは元映像プロデューサー。これまで東京オリンピック招致のプレゼンテーション映像などを手掛けてきた。2014(平成26)年には「まだ誰もしていないことをプロデュースしてみたい」という思いから、中目黒にナッツ専門店「Groovy Nuts」を出店。2016(平成28年)に鎌倉にも展開した。

 「Groovyな、お茶」を池尻大橋に出店した理由について、「近所に欧米の価値の『スターバックス リザーブ ロースタリー 東京』ができたので、アジアのカウンターカルチャーをやりたかった」と佐川さん。

 メニューは、「東方美人茶」(700円)、「凍頂烏龍茶」「プーアール茶」(以上、650円)など。オリジナルの茶器やナッツとフルーツにちなんだ茶器もそろえ、昼は台湾茶やナッツとフルーツを生かした季節の茶菓を提供する。夜は酒類も提供するバー営業を行う。

 佐川さんは「おいしいお茶を飲みに来ていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は14時~23時。

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