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三茶の生活工房で「一服、日本茶、三軒茶屋」展-茶飲み座談会も

「一服、日本茶、三軒茶屋」展示会場の入り口

「一服、日本茶、三軒茶屋」展示会場の入り口

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 三軒茶屋・キャロットタワー(世田谷区太子堂4)内の「生活工房」(TEL 03-5432-1543)で現在、「一服、日本茶、三軒茶屋」展が開かれている。

展示会の中の様子―訪れた人は熱心に展示物を見ている。

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 江戸時代に3軒の茶屋があったことから名付けられた三軒茶屋の街で、お茶の過去・現在・未来について考える同イベント。お茶の歴史や基礎知識、茶葉、近年の日本茶をめぐる動きなどをお茶の香り漂う会場で学ぶことができる。

 展示スペースでは、三軒茶屋にちなんで「昔茶」「今茶」「来茶」の3つの茶屋を設置。「昔茶」屋では古い茶箱や茶つぼを展示し、「今茶」屋ではペットボトルとしてどこでも飲めるようになった現在のお茶の姿について紹介。「来茶」屋では日本茶のこれからを考えるべく、さまざまな職種の人からの日本茶に関するコメントを並べている。

 関連イベントとして5月10日には、茶飲み座談会「日本茶の未来を語ろう」を開催。日本茶の魅力を国内外に広めようと日本各地で活動する、吉祥寺「おちゃらか」店主のステファン・ダントンさん、宮城・塩釜「矢部園茶舗」代表の矢部享さんらとお茶を飲みながらのトークショーが行われる。参加費は500円(日本茶飲み比べセット付き)で、定員は当日先着50人。詳細は生活工房ホームページで確認できる。

 広報担当の竹田さんは「お茶の在り方を見つめ直すことは、お茶が育んできた日本の文化と心も見つめ直すことにもつながると思う」とし、「展覧会を見た後に、お店やお家で一服したくなるようなイベントになっている」と来場を呼び掛ける。

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