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松陰神社のカフェで「小鳥ミュージアム」-愛鳥週間にちなんで企画

自身の作品と共に写真に収まる小鳥ミュージアムキュレーターの小夏浩一さん

自身の作品と共に写真に収まる小鳥ミュージアムキュレーターの小夏浩一さん

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 松陰神社のカフェレストラン「STUDY」(世田谷区若林4、TEL 03-6804-0160)で現在、小鳥アーティストによるグラフィックデザインやイラストレーション、日本画から羊毛フェルト作品まで、小鳥をテーマとした作品の展示・販売を行う「小鳥ミュージアム」が開催されている。

「小鳥クラスタ」と呼ばれる20の小鳥作家の作品が店内四方に展示されている

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 小鳥好きが有志で運営をするサイト「ことりえ」のメンバーが主催する。開催理由について、「犬好きや猫好きのコミュニティーと比べて小鳥好きのコミュニティーが今まで少なかった。しかし、ここ最近はSNSで小鳥好きを自認する人たちのつながりが増えてきた。そんな小鳥好きの有志が小鳥をモチーフにした作品を飲食店など誰でも入れるスペースで展示することで、新たなつながりが生まれたり、小鳥愛好家が増えたりするのではないかと思った」とキュレーターの小夏浩一さん。

 作家の人選については、「小鳥好きの人たちだけが満足するようなコアな展示というより、一般の人でも『かわいいね』と思ってもらえるような作品を作っている小鳥作家さんを選んだ。結果、高校生から仕事でイラストレーターとして活躍する人まで有志20人の小鳥作家の作品を展示できることになった」という。

 開催場所を同店にした理由については、「自分も世田谷に住んでいて、住みやすい街だと感じている。都心から世田谷線に乗れば、レトロで穏やかな雰囲気を味わえるので、街の魅力も伝わりやすい場所だと思った。老若男女問わず入りやすい開けた雰囲気も今回のイベントのコンセプトに合っている」と話す。

 小夏さんは「展示を知らずに店に入ったお客さんにも反応がいい。梅雨入り前のすがすがしい季節の中で、小鳥の魅力を感じてもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は12時~23時。5月31日まで。

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