三軒茶屋キャロットタワー(世田谷区太子堂4)で6月29日、「ワールドカップ料理会2014」が開催される。主催は、世界の料理総合情報サイトを運営する「e-food(イーフード)」。「身近な料理をきっかけに国際理解を深めること」をテーマに各地でイベントを行っている。
2002年の日韓大会時から始まった「4年に1度の食のワールドカップ」と呼ばれる同イベントは、世界的なサッカーの祭典を機会に、試合の勝ち負けだけでなくW杯全出場32カ国の料理を取りそろえ、お祝いしながら国際理解を深めようとするもの。
イベントでは、32カ国の料理を味わうビュッフェスタイルと出場国ワインのテイスティングを楽しむことができ、ビュッフェでは「フェイジョアーダ」「ムケッカ」など今大会の開催国であるブラジル料理の提供に力を入れる。また、ワイン研究家・マイケル藤井さんのプロデュースにより、飲酒を禁止されているイランのワインなど珍しいワインも提供。
広報担当の青木さんはイベントについて、「今大会の場合、ボスニア・ヘルツェコビナやアルジェリアなど、普段目にすることのない珍しい国の料理が人気」と話す。「各国大使館・観光局の協力によるパンフレットの配布、ブラジル音楽のミュージシャンを招いての演奏も予定している」とも。
開催時間は17時~20時。参加費は5,000円(料理とワインのテイスティング込み)。定員は50人(満席になり次第締め切り。要予約)。申し込みは、「e‐food(イーフード)」のメールのみにて受付。イベント詳細はフェイスブックで確認できる。