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三茶でダンスパフォーマンス「梅棒」が舞台-「男なら、やってやれ!!」

コミカルさとわかりやすさで老若男女問わず楽しめるダンスパフォーマンスチーム「梅棒」

コミカルさとわかりやすさで老若男女問わず楽しめるダンスパフォーマンスチーム「梅棒」

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 三軒茶屋の「世田谷パブリックシアター」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で11月20日、ダンスパフォーマンスユニット「梅棒」の第3回単独公演「男なら、やってやれ」が始まる。

前回単独公演では、全27ステージで約6,000人の動員を達成した。(関連画像)

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 同公演のテーマは「男の生きざま」。汗臭く、血なまぐさい男らしさをシリアスとコミカルが絶妙に入り交じったパフォーマンスで表現する。

 「今回の公演は男らしく、ばかばかしい作品になると思う。空間全体にエネルギー・パワーが満ちるようなダイナミックな作品を目指し、梅棒の熱量が1人でも多くのお客さまへ届くように、気合を入れ直して臨む」と意気込みを語るのは梅棒メンバーの天野さん。

 同団体は2001年、代表の伊藤今人さんを中心に日本大学藝術学部のジャズダンスサークル「BAKUの会」の同期メンバーで結成された、男性のみで構成されるダンスチーム。現在は俳優・ダンサー・カメラマン・サラリーマン等、さまざまなフィールドで活動するメンバーが所属している。2012年には国内最大級の振り付けコンテスト「Legend Tokyo chapter.2」で最優秀作品賞・オーディエンス賞をダブル受賞し、日本一となった。今年4月まで行われていた第2回単独公演「ウチの親父が最強」は、東京芸術劇場・HEP HALL・PARCO劇場の3会場で上演され、全27ステージのチケットは前売りで完売。約6000人の動員を達成した。そのほか、「ゆず」のアリーナツアーのパフォーマーなども務める。

 天野さんは「梅棒が作品をつくる上で最も重視していることは、老若男女問わず誰もが共感できる『分かりやすさ』。耳慣れたJ-POPを使い、言葉・せりふを用いずともダンスのみで分かりやすく、誰もが経験のある少年漫画のようなストーリーを展開し、100人見たら100人が笑い、泣き、感動するような公演を作ることに重きを置いている。端的に表すとすれば、ダンス×演劇×J-POPの融合」と話す。

 今後については「まず、2014年中に年間動員1万人を達成したい。これまで通り定期的に公演を続けていく中で、振り付け・演出・パフォーマンス等、チーム・個々それぞれのフィールドを広げていきたい。また、ロングラン公演を打てるようになり、映画やドラマを見るような感覚で、日常のふとした時に触れることができるエンターテインメントを提供できるようになりたい」と意気込む。「梅棒のパフォーマンスはダンスを知らない方、演劇を知らない方でも楽しんでもらえる敷居の低いものだと思う。梅棒を初めて知った方も、だまされたと思って1度足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。

 上演時間は劇場のホームページで確認できる。入場料は全席指定で、1・2階席前売り=4,500円、当日=5,000円。3階席前売り=3,500円、当日=4,000円。学生=4,000円(要学生証提示)。チケットは世田谷パブリックシアターチケットセンターやプレイガイド、梅棒チケットフォームで取り扱う。11月23日まで。

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