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世田谷・池尻で塗り絵ワークショップ つないだ巨大作品は「世界旅行」へ

「ギャラリーキッサ」(台東区浅草橋)に展示された作品

「ギャラリーキッサ」(台東区浅草橋)に展示された作品

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 「IIDものづくり学校」(世田谷区池尻2、TEL 03-5481-9011)で4月1日から、「SORA Project presents 世界を旅する作品を作ろう!~誰かとつながる ぬり絵ワークショップ」が開かれる。

タイの学生も参加(NPO「Heart&Earth」、NPO「タイ国学生日本語教育環境支援プロジェクト」)

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 職業、性別、人種などに関わらず、「すべての人の個性をつなぐ」をコンセプトに活動する「SORA(ソラ)プロジェクト」が主催する同企画。

 同プロジェクトは2013年9月、「世界中の人から絵を集め、ひとつにつなげ、世界にひとつの『空(SORA)』のような作品をつくろう」をテーマに始動。主宰する「細胞アーティスト」で元獣医師のOuma(オーマ)さんが国内外を巡り、さまざまな人が装飾した絵をつないで1枚の大きな作品を作り上げている。

 これまで、タイの高校生、ウガンダの子ども、重度のハンディキャップを持つ人などが参加し、つなげた紙はすでに400枚以上、サイズは幅11メートル29センチ、高さ2メートル10センチにおよぶ。

 同プロジェクトの取り組みの一環として開くワークショップ。当日はあらかじめ絵を描いたA4用紙に、参加者がクレヨンや色鉛筆などで色を着けたり、折り紙や毛糸などを貼ったりして作品を仕上げる。新たにつなげた作品は今後、世界各国を巡回しながら「旅する」予定。

 今年6月には、クラウドファンディングで調達した資金を基にスリランカを訪れ、現地の児童養護施設の子どもたちにも作品作りに参加してもらう予定という。Oumaさんは「『世界』という言葉でまとめてしまうと遠い存在のようだが、自分の参加した作品が実際に各地を訪れ、その土地の人と出合うことで、遠かった『世界』が身近なものになる。これまでにタイ、スペイン、ウガンダの人たちが参加している。プロジェクトを成功させてスリランカに作品を持っていきたい」と意気込む。

 開催時間は11時~16時。3日まで。参加無料。申し込み不要で、誰でも参加できる。

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