「IID世田谷ものづくり学校」（世田谷区池尻2、TEL 03-5481-9011）で8月20日、トークセッション「Speak Spark Tokyo」が行われる。主催はエイクエント（港区）。

　「Creative Time Machine 1996」をテーマに、インターネットを取り巻く業界を「過去」「現在」「未来」から考える同イベント。

　内閣府の調査によると、1996年に3.3％だったインターネットの普及率は、2013年には82.8％まで伸び、メディアや広告などさまざまな業界に影響を与えてきたという。同イベントでは「IoT（モノのインターネット化）」「UI/UX」「メディア」「広告」の過去と未来を考える。

　イベントは各業界の第一線で活躍するクリエーター約20人を講師に招き、トークセッションやワークショップを開く。トークセッションは、技術革新による今後の変化を予想する「20XX年のDesign」、ウェブメディアの新しい可能性を探る「今日までのメディア 明日のメディア」、動画マーケットにおけるクリエーターのための「Future w/YouTube」、UI/UXのトレンドと進化を学ぶ「UI/UXの未来」、変化するプロモーション手法を考える「10 years from NOW」など。各60分で、メディアの代表者やクリエーター、アートディレクターらが登壇する。

　ワークショップは、「デザイン思考」を考え体感するもの（1,500円）や、手作り衣装と箱庭での記念写真撮影（3,000円）を用意する（ワークショップは要事前予約）。イベント終了後には、広告代理店に勤めるクリエーター漫才コンビ「ハコグミ」を招いたアフターパーティーを開催する。

　「エイクエント」はクリエーティブに特化した人材派遣会社。同イベントは、クリエーターに学びや情報交換の場を提供することを目的に、同社大阪オフィスのイベントとして約3年間行ってきた。今回は東京で活躍している人に向けた初の試みという。

　同社の濱野香奈さんは「第一線で活躍する人たちに触れ、刺激的な時間を過ごしてほしい。仕事でデジタル系サービスに関わっている人だけでなく、『デザインシンキング』や『人工知能』というキーワードに興味を持った人や面白そうと思った人の参加も待っている」と話す。

　開催時間は10時30分～18時30分。料金は、通しチケット（計4セッション＋アフターパーティー）＝5,000円、セッション別チケット＝1,500円、アフターパーティー参加チケット＝1,000円。