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「世田谷パン祭り」、第1弾出店者決まる 初登場のキッチンカーも

今年のテーマは「パンと恋」

今年のテーマは「パンと恋」

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 世田谷・三宿で10月9日・10日、日本最大級のパンの祭典「世田谷パン祭り」が行われる。主催は世田谷パン祭り実行委員会。

前回の「世田谷パン祭り」の様子

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 パンの魅力を伝え、楽しむことを目的に2011年に始まった同イベント。IID世田谷ものづくり学校、世田谷公園、池尻小学校第2体育館、せたがやがやがや館、三宿四二〇商店会加盟店で、区内を中心に全国各地のパン店が出店する。昨年は2日間開催し、約2万5000人が来場したという。

 同実行委員会は8月3日、出店店舗第1弾と会場で行われるイベントの詳細を発表した。今年のテーマは「パンと恋」。

 区内からは、濱田家(三軒茶屋)、ボヌール(太子堂)、サリュー(上用賀)、シニフィアン シニフィエ(下馬)、プクガリ(南烏山)などが出店予定。ドイツパンの店リンデ(武蔵野市)やパン工房プクムク(中野区)、空と麦と(渋谷区)など都内人気店のほか、沖縄から北海道まで全国約120のパン店が集まる。広報ディレクターの寒河江麻恵さんによると、「パンと恋」というテーマに合わせ、各店舗がお薦めするパンと具材の「ベストマッチングパン」を紹介、販売するという。

「瀬戸内ジャムズガーデン」(山口)のジャム、「Bocchi」(千葉)のピーナツペーストなのど「パンのお供」、近隣飲食店がチーズ、カレー、コーヒーなどのフード販売も行う。

 同イベントの人気商品の一つは開催地の三宿の「3」にちなんだ「三宿三色パン」。各店が同イベントのためだけに作ったオリジナルパンで、毎年完売する。会場では、「コンセプト」「見た目」「味」3つの項目を基準に、一般投票でナンバーワンを決めるコンテストを開く。昨年は13店舗が参加し、「ル・コルドン・ブルー ラ・ブティック」(渋谷区)の抹茶を使ったデニッシュがグランプリに輝いた。「今年はすでに30近くのエントリーがあるので、保留店舗も参加することになれば約30種の限定パンを楽しんでもらえる予定。投票にも気軽に参加してほしい」と寒河江さん。

 期間中、限定グッズを進呈するスタンプラリーや区内のアーティストとのコラボレーションアイテムの販売、恋愛運勢を占う「恋するパンみくじ」などのイベントも行う。今回初の試みとして世田谷パン祭りのキッチンカーも登場。日本パンコーディネーター協会の協力を受け、会場で作るフレッシュオリジナルサンドイッチを販売する予定。

 寒河江さんは「毎年来ても満足してもらえるよう違う切り口でさまざまなイベントを企画している。出店店舗はこれからも増えるのでお楽しみに」と話す。

 開催時間は11時~17時(世田谷公園は16時まで)。入場無料。

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