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世田谷に「飲み干せる」濃厚ベジポタつけ麺店 人気店が新メニュー片手に復活

薬味を別皿に変更した、ベジポタつけ麺

薬味を別皿に変更した、ベジポタつけ麺

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 世田谷区太子堂の茶沢通り沿いで2016年2月まで営業していたつけ麺店「秋もと」が、「二代目めん屋 秋もと」(世田谷区世田谷3、TEL 非公開)として移転オープンし、5カ月を迎えた。

世田谷に帰ってきた店主の秋本さん

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 オーナーで店主の秋本健太さんによると、入居するビルの取り壊しで前店舗が閉店したこともあり、心機一転、吉祥寺で移転する予定だったが、物件の都合がつかず断念。そのため、土地勘のある世田谷に店舗を再度構えることにしたという。前店舗でバー業務の傍ら提供していたつけ麺とラーメンに業態を絞った。

 立地は世田谷線上町駅のすぐ近く。席数はカウンター8席で、現在は1日約50人が店を訪れる。「三軒茶屋駅に近く、人通りの多かった前店舗と違って、今の場所は住宅街に近いこともあり、新たに戦略を練っている最中」と秋本さん。

 メニューは「ベジポタつけ麺」(並盛り(200グラム)=800円、大盛り(300グラム)=850円、特盛り(400グラム)=900円、メガ盛り(500グラム)=950円)、「ベジポタラーメン」(並盛り(140グラム)=850円、大盛り(210グラム)=900円)。店舗の賃料が下がったため、つけ麺の価格を50円値下げした。

 スープは、ニンニク、カブ、ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリーなど8種の野菜をペースト状にして、豚骨と鶏ガラの白湯(パイタン)スープ、しょうゆだれで12時間煮込んで作る。「最後までスープを飲み干せるように塩分や油の量を調節し、完全無添加で作っている」と秋本さん。残ったスープには「割り飯」(50円)を入れて、リゾット風にして食べることもできる。つけ麺は超太麺、ラーメンは細麺を使う。

 移転に伴い、つけ麺の提供方法を変更。丼とつけ汁のみのスタイルから、薬味を全て別皿に取り分けた。秋本さんは「薬味を入れない状態、入れた状態で味が変化するため、少しずつ味わってもらいたい」と話す。

ラーメンの味にも手を加えた。「基本は同じだが、より食べやすくするため、野菜ペーストの比率を減らし魚介だしの比率を上げて、サラッとした舌触りに仕上げた」

 新メニューの構想もあり、「2月からベジポタ風味のみそラーメンを提供する。使う麺は手もみ麺で、みそは愛知県産の酸味のある赤みそを使う予定」という。価格はベジポタラーメンの50円増しを予定。

 秋本さんは「街に愛される店になっていきたい」と力を込める。

 営業は11時30分~翌1時。

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