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上馬の「須坂屋そば三軒茶屋店」が1周年-新潟郷土料理が売り

手前=「へぎそば(中、2~3人前)」(2,100円)、奥=「八海山」(750円)

手前=「へぎそば(中、2~3人前)」(2,100円)、奥=「八海山」(750円)

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 三軒茶屋駅と駒沢大学駅の間、国道246号線沿いに「須坂屋そば三軒茶屋店」(世田谷区上馬2、TEL 03-3795-9052)がオープンして1年が過ぎた。店舗面積は25坪、席数は22席。

店舗外観。

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 渋谷から移転した同店は、一人客から家族連れまで幅広い層が利用しているという。「須坂屋」という屋号は新潟のそば職人・須田さんの店が坂の上にあったことから「須坂屋」となり、のれん分けして同じ店名がいくつか存在する。上馬を新天地に選んだ理由として「須坂屋そばの東京1号店があったのがこの場所だった。そんな歴史のある土地で新たなスタートを切れたら」と話すのはスタッフの塚田英明さん。

 代表メニューは「へぎそば」。つなぎに布海苔という海草を使用し、「へぎ」という器に盛ったそばで、新潟県小千谷市(おぢやし)の郷土料理。「食感」「喉越し」「後味」の三位一体が特徴の「へぎそば(小1.5人前~)」(1,300円~)、大きな油揚げにネギを挟んだ「ジャンボ油揚げ」(ハーフサイズ350円~)、里芋を主とした冷たい煮物「のっぺ」(600円)、新潟を代表する食材イカを刻んで団子状にして揚げ、つゆをつけて食べる「イカげんこつ揚げ」。

 日本酒も数多く取りそろえ、「純米吟醸八海山(六日町)」(950円)、「越乃寒梅(亀田)」「〆張鶴(村上)」(以上700円)など。ランチタイムには「天丼+そば」「三色丼+そば」「釜揚げしらす丼+そば」(以上750円)のセットも用意する。

 今後の展開について、「とにかく一度そばを食べていただきたい。『へぎそばと一期一会の酒と宴』をテーマにし、笑顔や思い出の一部になれるよう常々心掛けている。身近で気軽に立ち寄れる店になれたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時30分。月曜定休。

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