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三茶の「シンイチロウピッツァ」が1周年-ナポリピザ通じて人をつなげる

店舗の外観

店舗の外観

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 ナポリタイプのピザを提供する「シンイチロウピッツァ」(世田谷区三軒茶屋1)が、9月12日でオープンから1周年を迎える。

釜でピザを焼き上げる、オーナーの高橋伸一朗さん。

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 同店で提供するナポリタイプのピザは、もっちりした食感と軽い焼き上がりが特徴で、500度のピザ窯で一枚一枚焼き上げる。店長の高橋伸一朗さんは、調理師専門学校を卒業後、都内のホテルやイタリアンレストランなどで修行する中、ナポリピザの魅力に気付いたという。

 カウンターを中心とした店内にこだわりがある高橋さん。「イメージは『ピザ専門のバー』。ピザを食べながら、知らない人とも会話ができるようなお店にした」と話す。根底には「料理を通じて、人とつながることが大切」という思いがあるといい、「お客さんには『いらっしゃいませ』より、『おかえりなさい』と声を掛けたい」とも。

 同店のおすすめメニューは、水牛のモッツァレラチーズに、トマトソース、バジルを組み合わせた「水牛モッツァレラのマルゲリータ」。半熟卵をのせた「ビスマルク」(以上1,200円)もおすすめだという。「1人で来ても食べきれるように」という思いから、ピザはどれも20センチと小さいサイズにしている。ランチには500円でピザのお代わりもできる。

 平日のランチではサラダバイキングを用意し、野菜は無添加にこだわっているという。以前マクロビオティックの店で働いていた高橋さんは、「お客さんと長くお付き合いをしていくには、いい野菜を提供することも大切」と語る。

 今後の展望について、「地域の人に愛されるお店にしていきたい」と高橋さん。「料理がおいしいだけだと飽きがくる。長く商売を続けるためには、人とつながっていくことが大切」とも。1周年を記念してイベントも予定している。

 営業時間は、ランチ=12時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。月曜定休。

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