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三軒茶屋のジャズバーが37周年-親子二人三脚で父の店守る

店主の作左部哲平さん(右)と、母の寿美子さん(左)

店主の作左部哲平さん(右)と、母の寿美子さん(左)

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 三軒茶屋のジャズバー「JAZZ INN UNCLE TOM(ジャズ イン アンクルトム)」(世田谷区太子堂1、TEL 03-3410-7903)が10月、開業37年目を迎えた。

母・寿美子さんが作る「手づくりハンバーグ」(750円)。

 1977年10月にオープンした同店。席数はカウンターとテーブルを合わせて14席。カウンター内の棚には、約2000枚のアナログ盤レコードが並べられており、店主の作左部哲平さんが客や店内の雰囲気に応じジャズを選曲して流す。

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 作左部さんと同じくカウンターに立つのは、母の寿美子さん。学生時代にジャズに魅せられた寿美子さんは、もともと同店の客だったが、初代店主の森蔭哲児さんと意気投合し結婚。その後、夫婦で店を切り盛りしていたが、12年前に哲児さんが体調を崩したことをきっかけに、息子である作左部さんが店を継いだ。

 哲児さん亡き後、親子二人三脚で営業をしてきた同店。寿美子さんは「厨房機器もレコードも、通っていたジャズ屋や、ジャズが好きな客がくれた物が多い。長く続けているが、常連さんたちのおかげで今も毎晩楽しい」と話す。

 ビール、ウイスキーなどの各種アルコール類のほか、フードメニューも豊富な同店。看板メニューは、寿美子さんが作る「手づくりハンバーグ」、カレー粉を使わずに7種のスパイスで作る「自家製ドライカレー」(以上750円)、生地から練り上げる「ミックスピザ」(600円)。そのほか、「稲庭うどん」(750円)や「そうめん」(600円)など幅広くそろえる。

「ジャズを知らない人でも、少しでも興味をもって帰ってもらえれば」と作左部さん。「来店をきっかけに世界観が広がったり、その人の人生に少なからずプラスになれたらうれしい」と思いを語る。

 営業時間は18時~翌1時30分。

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