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IID 世田谷ものづくり学校で「飛騨暮らし」ワークショップ-こも豆腐作りなど

飛騨の山から切り出した木につきたての餅を結ぶ「花餅」飾り

飛騨の山から切り出した木につきたての餅を結ぶ「花餅」飾り

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 池尻のIID 世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻 2-4-5)で11月22日(土)~24日(月・祝)、「飛騨市のライフスタイルを感じるワークショップ~暮らしの知恵と手づくりの楽しみ~」が開催される。

栄養素や味、食感や色も意識しながらブレンドしたオリジナルの「野草グラノーラ」

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 飛騨市では、飛騨に暮らす人たちが日々送っている「豊かな生き方」に光を当て、その価値を広く全国に向けて発信し、体験する機会を提供することで価値ある昔ながらの文化の継承と保全に努めたいとの思いから、「IID 世田谷ものづくり学校」で3年前からワークショップを開いている。

 同講座は、過去のワークショップで特に人気のあった「こも豆腐をつくろう」(参加費2,000円 自分で編んだ「こも」の土産付き)、「花餅かざりをつくろう」(参加費2,000円 花餅飾りの土産付き)に、飛騨の自然の恵みを使って新たな魅力を伝える「野草グラノーラをつくろう」(参加費2,000円 飛騨の森のグラノーラの土産付き)を加えた3つのプログラムを展開する。

 本企画の担当者で飛騨市地域交流コーディネーターの都築朋恵さんは「秋に収穫したばかりの稲わらでこもを編んでつくる『こも豆腐」は、飛騨の暮らしの知恵がいっぱい詰まっている。講師の坂口さんと西さんは、飛騨歴数十年の飛騨暮らしの達人。手製の漬物や絶品エゴマだれも持参し、飛騨の暮らしを存分に伝えたい」と話す。

 「花餅かざりをつくろう」では、飛騨の冬を彩る伝統的な正月飾り「花餅」を現代風にアレンジした「ミニ花餅かざり」を作る。都築さんは「餅の間隔、松や枝の立て方ひとつで表情がぐんと変わる。今年は鏡もちの代わりに世界に一つだけの花餅を家で飾っていただきたい」と話す。「雪深い飛騨では、冬を乗り切るためのさまざまな暮らしの知恵が生きています。手づくりの楽しさを味わいに、飛騨のおかあさんとのおしゃべりを楽しみに、ぜひ遊びにきてほしい」来場を呼び掛ける。

 開催時間は、22日=13時~15時半「花餅かざりをつくろう」、 23日=13時~15時半「野草グラノーラをつくろう」、 24日13時~15時半「こも豆腐をつくろう」。定員は各20名

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