三軒茶屋の「生活工房ワークショップルームB」(世田谷太子堂4)で2月12日、「うたの記憶と出会うとき-クレオール・ニッポンの旅先から」が行われる。
「生活工房ギャラリー」で開催予定の展覧会に先立つイベント。「うたう旅人」を自称する松田美緒さんと2人の人類学者がトークショーを行う。
長崎・伊王島に伝わる「こびとの歌」、ブラジルで歌い継がれた「移民節」、ハワイの「ホレホレ節」など各地を訪ねライブ活動を行ってきた松田さん。2014年にはそれらの楽曲を収録したCDブック「クレオール・ニッポン」を発表した。
展覧会ではその取り組みを紹介する予定で、今回のトークショーでは松田さんが旅先で遭遇した記録を基に、芸術人類学や神話学を専門とする石倉敏明さんと、映像人類学専門で民族誌の映像制作にも取り組む川瀬慈さんが松田さんとトークを展開する。
生活工房の石山那緒子さんは「日本と世界の各地をフィールドワークし続けている3人が、うたの記憶をテーマに語り合うぜいたくな内容となる」と話す。
開催時間は15時~17時。料金は1,000円。定員は50人(先着順)。問い合わせは生活工房(TEL 03-5432-1543)まで。