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三軒茶屋で17歳「女生徒」を描いた写真展 21枚のポートレート作品で、思春期の「とまどい」を表現

会場となる「LUPOPO」

会場となる「LUPOPO」

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 三軒茶屋の雑貨カフェ「LUPOPO」(世田谷区三軒茶屋1、TEL 03-6228-1097)で4月13日、写真家のReyさんによる初の個展「21世紀 女性徒」が始まる。

印象的な個展のポスター

 昭和の小説家・太宰治が1954(昭和29)年に発表した短編小説「女生徒」をモチーフに、女子高生のポートレートを撮影した同展。開催理由について、Reyさんは「太宰の作品を通じて感じた、時代を超える女生徒の『普遍性』と『現代性』を表現したかった」と話す。

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 「1990年代後半のコギャルブーム以降、マスコミの影響により、女子高生という言葉が色眼鏡で見られるようになってしまった。そのようなものとは異なる、少女から女性に成長し、その間でとまどう自然体で、等身大の女生徒を表現したかった。太宰の描いた昭和初期と21世紀の今が、ファッションや持ち物こそ違えど、実はつながっている」とも。

 今回モデルとなったのは、SNSで募集した17歳の高校2年生(当時)。3月中旬、2人で世田谷線沿線を約3時間かけ散歩しながら撮影したという。作品数は21世紀にかけて、21枚とした。使ったカメラは、オリンパスのミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」。

 Reyさんの本業は、フリーランスのジャーナリスト。これまでに医療関連のニュースや書籍を発表してきた。写真撮影は中学生のころから趣味で行っていたが、本格的にのめり込んだのは、取材の過程で行動を共にするプロの写真家に影響されたからだ。現在の作品の3分の2はストリートフォトで、残りがポートレート。今後は海外向けのデジタル写真集に力を入れる予定だという。

 Reyさんは「同性である成人女性のリアクションが特に楽しみ。自身も経験した『とまどい』を感じてもらえたら」と話す。

 開催時間は11時30分~19時30分。入場無料。4月13日11時30分~夕方と、同17日15時~19時30分はReyさんが来場する。4月17日まで。

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