三宿のチョコレート専門店「CRAFT CHOCOLATE WORKS(クラフトチョコレートワークス)」(世田谷区池尻2、TEL 03-5787-6528)が4月から、新メニューの提供を始めた。
新メニューは、水出しコーヒーの「COLD BREW」(600円)。同店広報の広島幹和(みきたか)さんは「酸味や苦味が出がちなお湯出しコーヒーと比べて、飲みやすい」と話す。使う豆は池袋のコーヒー専門店「COFFEE VALLEY(コーヒーバレー)」のブレンドで、同コーヒー店で同店の板チョコを販売していたことが縁となり、今回採用された。コーヒー豆に、カカオ豆をくだいてフレーク状にした「カカオニブ」を混ぜて抽出することで、アンチエイジングに有効といわれるポリフェノールの効果を訴求する。ソフトクリームのトッピングにも対応する(150円増し)。
併せてソフトクリームメニューを一部リニューアル。これまではワッフルコーンにアイスをのせていたが、今回、コーンに溶かしたチョコレートを付け、素焼きして砕いたアーモンドナッツをまぶし、アイスに薄い板チョコレートをトッピングした。「これらの工程は来店客の目の前で行うため、目で見ても楽しめる」と広島さん。価格は据え置きで、カカオソフト=700円、ジャージーミルク=600円、ハーフ&ハーフ=650円。
広島さんは「これまで以上に、チョコレート専門店らしさを出すことができた」と自信を見せる。写真共有アプリ「インスタグラム」にアップロードされる回数も増えたという。
同店は、カカオから板チョコを作る「BEAN to BAR」製法を導入した店舗として2015年9月にオープン。テークアウト専門で、店内にある4つの椅子と、店外のベンチ2つ(大人6人~8人)で食べることもできる。客単価は1,800円。今後、マドレーヌやフィナンシェといった焼き菓子の提供も予定している。
営業時間は11時~18時。月曜定休。