池尻大橋に自家製ツナ専門店「おつな」(世田谷区池尻3)がオープンして4カ月がたった。
店主の関根仁さんは10年間魚専門の小料理店を営んだ後、「日本の国民食であるツナが缶詰しかないのはもったいない。どうしても多くの人に本当においしい『マグロのオイル漬け』を食べてほしい」という思いから同店をオープンした。
同店のツナは、関根さんが築地に20年間通い培った目利きで厳選した、国内で水揚げされたビンチョウマグロを使う。油も一般的な缶詰に使われているものとは違い、紅花油のハイオレイック種をベースに国産オイルをブレンドして使用した「体に優しいオイル」だという。
同店では、「乙な(おツナ)」「つながり(ツナがり)」「大切な(たいせツナ)」といった語呂合わせを含めた「真心を大切にしたギフト」をコンセプトにしており、ツナの味はプレーンのほか、「ドライトマト&バジル」「しそベーゼ」(以上1,200円~)など。季節の限定商品をそろえ、オンラインショップでの通販も行う。
関根さんは「幅広いお客様に喜んでいただいている。今後はもっと味の研究をしてご当地ツナも開発していきたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。