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三軒茶屋の「ラヂオ焼き」が10周年 20歳で上京、店主濱川さん「皆さんに恩返ししたい」

店の前に立つ、店主の濱川則治さん

店の前に立つ、店主の濱川則治さん

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 三軒茶屋の「東京三軒茶屋 ラヂオ焼き」(世田谷区三軒茶屋2、TEL 03- 5481-8883)が12月22日、オープンから10周年を迎えた。

生地を醤油風味に仕上げた「ラヂオ焼き」

 三角地帯に店を構える同店。10席ほどのこぢんまりとした店内は、平日から多くの客でにぎわう。

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 店主の濱川則治さんは、加賀料理を主とした旅館の総料理長を務める父親と、中華料理店を営む親せきのいる環境で、幼いころから包丁技術や経営のノウハウを見ながら育った。独学で調理師免許を取得後、20歳で上京、飲食業界で経験を積んだ。

 店舗を三軒茶屋の路地に決めたのは、人の流れや場所の雰囲気から「たこ焼きが合う」と考えたから。しかし、東京でヒットするにはアレンジが必要と考え、たこ焼きの原点といわれるラヂオ焼きに注目した。

 同店のラヂオ焼きやたこ焼きは、本場関西の味に独自のアレンジを加えている。生地はソースなしで冷めても食することができるようブレンドにこだわり、牛すじは国内産牛を使用。ネギは直接、農家から青ネギを取り寄せ、油も独自のブレンドものを使う。焼き台は熱伝導や火力の調節などを追及し手作りした。

 メニューは、「ラヂオ焼き」「鉄砲ラヂオ焼き」「たこ焼き」(以上、500円)、「焼きそば」(600円)など。

 「オープン当初、三軒茶屋の商店街の人たちに優しくしてもらい、今でも感謝でいっぱい。この地で育てもらったこの店で、皆さんに恩返ししたい」と、濱川さんはオープン10年を振り返る。

 営業時間は18時~24時。水曜定休。