かき氷店「氷ゆきとなつ」(世田谷区池尻2)が5月3日、池尻大橋で営業を再開した。
昨年6月~12月、西荻窪に期間限定で営業していた同店。駅から離れた住宅街での出店にも関わらず 、夏は連日満席が続く人気ぶりだった。
同店で提供するかき氷の特徴は、亜酸化窒素を使いあらゆる食材をムース状にする「エスプーマ」とふわふわとした口溶けの良い氷の組み合わせ。かき氷にかけるソースは、毎日新鮮なフルーツを使って仕込んでいる。店主のメガネさんは「シンプルなものから、食べ進めるうちに味に変化があり見た目も斬新なかき氷まで、一つひとつ丁寧に作っている」と話す。
メガネさんは、札幌の有名洋菓子店で勤務経験があり、「もともとかき氷好きだったことはもちろん、エスプーマと出合い、新しいかき氷屋をしたいと考えていた」と話す。
メニューは、ブラックココアを使った濃厚エスプーマをのせ、中にはオレンジ果肉ソースが入れた「ティラミス」、マスカルポーネエスプーマの下にクッキーやブラウニーを入れ、りんご果肉入りソースをかけた「クッキーアンドクリームマスカルポーネ」(以上、1,200円)、ゴールデンキウイと青リンゴをふんだんに使った「キウイ青リンゴ」(1,000円)、生イチゴを飾り、ショコラカスタード、北海道産生クリーム、ガーナ産カカオマスを使い、ブランデーで香り付けたミルフィーユ仕立ての「淡雪ミルフィーユ」(1,300円)など。
メガネさんは「このすてきなエリアに見合うよう、おいしく新しいかき氷を作り続けたい。落ち着いた空間で特別な一杯をお届けできるよう、日々精進していく」と意気込む。
営業時間は11時~16時30分。