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三茶にうどん店「およべ」 カウンターで製麺、ライブ感演出

自称「日本で5本の指に入るくらいの寂しがりや」元フリーアナウンサーの店長・野口尭之さん

自称「日本で5本の指に入るくらいの寂しがりや」元フリーアナウンサーの店長・野口尭之さん

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 三軒茶屋の茶沢通りに5月19日、「うどん およべ Brothers」(世田谷区太子堂2、TEL 03-3421-6556)がオープンした。運営はおよべ(岡山県岡山市)。

同店オリジナルメニューの「ハイカラ」は、レモンがアクセントに効いたさっぱりとした味わい

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 席数は28席。2005年に岡山県で1号店を開店し、同店は5店舗目。東京は初出店となる。同社の社風に魅力を感じ、フリーアナウンサーから転身したという店長の野口尭之さんは「東京の下見をした際、三軒茶屋の茶沢通りのローカル感が気に入り、絶対ここに出店したいと思った所、偶然物件が空いていた」と話す。

 上花カツオ、ウルメ、メジカ、サバ、煮干し、昆布、シイタケの7種をふんだんに入れて作ったダシ汁は、「濃い薄いではなく、深みを感じるダシを目指した」と野口さん。麺は独自にブレンドしたオリジナルの小麦を使い、カウンター内で一から手作りして客に提供する。「麺は打ち立て、切りたて、湯がきたてが一番おいしい」とも。

 うどんは、「かけ」(518円)をはじめ、レモン、おぼろ昆布の「ハイカラ」や「カレー」(以上、756円)「天ぷら」「明太子玉子とじあんかけ」(918円)、「鴨なんば」「とり天おろし」(以上、972円)「海老天いなか」(1,242円)などを提供し、夜のメニューには、「なすぎょうざ」(2個324円)、「明太子マヨだしまき」(518円)、「手羽先の唐揚げ」(410円)などのほか、各種アルコールをそろえる。

 「日本で5本の指に入るくらいの寂しがりやで人が大好きなので、誰とでも仲良くなれることが自分の武器。カウンターからの距離感も近く、麺を粉から作っている様子も見られるので、コミュニケーションを大切にしながら、お客さまと一緒に作るライブ感を演出できれば」と野口さん。「毎日『1杯の幸せ』を作ってお客さまを迎え入れたい。ぜひ足を運んでいただければ」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。月曜(祝日の場合は火曜)・第4火曜定休。

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