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三軒茶屋のバーが昼営業、「ベジポタつけ麺」主力に つけ麺好き店主が独学で

昼の主力メニュー「ベジポタつけ麺」

昼の主力メニュー「ベジポタつけ麺」

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 茶沢通りのバー「Duomo(ドーモ)」(世田谷区太子堂3、TEL 03-3424-6789)が5月16日、つけ麺店「秋もと」として昼営業を始めた。

店主の秋本健太さん

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 店主の秋本健太さんは、大のつけ麺好き。「国民食のラーメンと違い、つけ麺には原体験がない。食べれば食べるほど味の違いが分かり奥深い」と「つけ麺愛」を語る秋本さんは、つけ麺好きが高じて自ら理想のつけ麺を作るべく独学で調理法を学び、これまでバー営業の裏メニューとして試作を提供するなどしてきた。

 昼営業のメーンメニューは「ベジポタつけ麺」(並盛り=850円、大盛り=900円、特盛り=950円)。スープは、ニンニク、カブ、ニンジン、ジャガイモ、里芋、ブロッコリー、キャベツ、タマネギなど8種の野菜をペースト状にしたものを、豚骨と鶏ガラの白湯(パイタン)スープ、しょうゆだれで12時間煮込んで作る。麺は北海道産小麦3種を独自にブレンドすることで、モチモチの食感と独特な香りのある超太麺に仕上げたという。

 つけ麺とラーメンは夜も提供しており、「ベジポタラーメン」(850円)には、水菜、ヤングコーン、ラディッシュの新芽、ムラサキタマネギ、ショウガ、ネギ、新ゴボウなど旬の野菜を乗せる。「女性向けに、夜のラーメンという背徳感を一掃してくれるような野菜たっぷりのラーメンを目指した」と秋本さん。サイドメニューには、「味玉」「自家製メンマ」「自家製チャーシュー」(以上、100円)「割り飯」(50円)、「自家製チャーシュー丼」(800円、ミニ=300円)をそろえる。

「化学調味料で味つけされたインパクトは苦手なので、化学調味料は一切使っていない。濃厚でまろやかな味わいは、例えるなら、温泉に入ったときの『あーっ』という感じ。奥行きがあり、余韻が残るようなつけ麺を目指した」と自信を見せる。

 営業時間は12時~17時、20時~翌6時。月曜定休。

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