世田谷・池尻の大橋ジャンクション(JCT)で10月6日、首都高速道路主催の「稲作体験」が行われた。
地域文化や自然とのふれあいを学び、環境保全に目を向けてもらうためのイベントで、今回が5回目の開催。
首都高速中央環状線と3号渋谷線を接続する大橋JCTの上には、目黒の原風景を再現した空間「おおはし里の杜」があり、首都高速はそのスペースに田んぼを整備。2011年から地域の小学生に向けて稲作が体験できるイベントを行っている。
参加したのは目黒区立菅刈小学校の5年生29人。今年6月2日に苗を植え、この日はその刈取り作業を体験した。
首都高速道路の菅原秀夫社長も稲刈りに参加。「都会で苗植えから脱穀まで一貫して体験できることはあまりない。子どもたちにとっていい思い出になったはず」と話す。
今後は11月に脱穀作業が行われ、12月には収穫祭が行われる予定。